恵方巻 恵方巻の面白い由来と発祥についてをご紹介! [食]
恵方巻の名の由来と発祥についてをご紹介いたします。
恵方巻・恵方巻き(えほうまき)とは
節分(2月3日)の日にその年の恵方を向いて食べる太巻き(巻き寿司)のこと。
恵方巻やそれを食べる行為は縁起が良いとされています。
この習慣は大阪地方を中心として関西・中国・四国などで行われている
昔からある風習です。
この他にも恵方巻以外の別称として、
「巻き寿司」、「丸かぶり寿司」、「恵方寿司」、「招福巻」、「幸運巻」、「吉方巻」、
「開運巻き寿司」「太巻き丸かぶり」などと表現されることもあるそうです。
節分といえば2月ですよね。
2月の冬の節分以外にも春・夏・秋も節分はあるんですよ。
立春・・・・・・新暦2月4日頃
冬の節分・・新暦2月3日頃
立夏・・・・・・新暦5月5日頃
春の節分・・新暦5月4日頃
立秋・・・・・・新暦8月7日頃
夏の節分・・新暦8月6日頃
立冬・・・・・・新暦11月7日頃
秋の節分・・新暦11月6日頃
節分は1年に4回存在するんですね。
節分とは季節を分けるという意味があるそうです。
つまり春・夏・秋・冬、それぞれの季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の
前日が節分の日という訳なんです。
思い出せば、小さい頃から節分の日の夕飯には、鰯と太巻き寿司が
必ず食卓に並んでいました。
その太巻きを食べやすい大きさに切らずに、そのまま一本丸かぶりするんです。
その年の恵方を向きながら太巻きを一言も喋らずに一気に黙って食べる。
その時に願い事を思い浮かべながら食べるんです。
こうするとその願い事が叶うと言われて毎年やっていましたね。
食べてる途中に喋ったりすると願いが叶わないんです。
小さい頃は一言も話さずにいると、途中、笑わせて声を出させようとする
邪魔などが入るのですが、ひたすら喉が詰まらないように汁物と一緒に
流し込んでいました。
よく考えると子供に一本は多いですよね。
頑張って食べていたなぁ・・と今更ながらに思います。
もちろん今でも毎年、縁起物なので恵方巻を食べています。
そういえば幼い頃は太巻きとか巻き寿司、丸かぶり寿司などと
呼んではいましたが、恵方巻なんて呼び方をしていた記憶がありません。
調べてみると「恵方巻」という名前の由来・発祥には諸説あるようです。
<恵方巻の由来・発祥>
・セブン-イレブンが名付け親説
一部地域で売り出したところ、結構な反響があったため全国発売に。
それにあたり商品名に採用したといわれています。
商業戦略的に全国に広がったようですね。
・遊女や芸者の「丸かぶり」お遊び(下ネタ)説
昔々、関西に遊郭があった時代に大阪の船場という所の旦那衆が、
遊女に太巻きを丸かぶりさせて遊んでいたそう。
また、遊女たちがもっと旦那衆が来るようにと願いを込めて太巻きを
食べ始めたのが由来だという説もあります。
・大阪の商人が考えた説
江戸時代の終わり頃に大阪船場の商人の人達が商売繁盛と無病息災、
家内安全、厄払いを願い始まった風習だといわれています。
この他にも大阪のお寿司屋さん(海苔屋)が始めた説などもあり、
恵方巻の由来や発祥は諸説様々で、信憑性も定かではないようです。
節分に恵方巻きを食べるのは全国的な風習だと思っていました。
全国に広まったのは本当に最近の事で、昔からある風習では無かったんですね。
縁起物の恵方巻を是非、節分の日にご賞味ください。
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