乳香ってどんな香り? その物凄い効能とは [健康]
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乳香の香りと効能についてご紹介いたします。
乳香(にゅうこう)とは
ムクロジ目・カンラン科・ボスウェリア属の樹木から分泌される固形の樹脂のこと。
英名・・Frankincence(フランキンセンス)
frank・・真正の、自然の
incense・・香り
和名・・乳香
別名・・オリバナム
原産地・・アフリカ、アラビア、アラブ、エチオピア、インド
乳香の樹脂は粒状の物質で、半透明で黄白色をしています。
また、樹皮より分泌される樹液は乳白色でそれが名前の由来になったそうです。
乳香は焚いて香として、または香水などに使用する香料の原料として利用されています。
古くから宗教用の薫香として祭壇などに乳香が使用され、
現在でも広く使われています。
イエス・キリストが誕生したときに、東方の三博士(三賢者)が
黄金、没薬(もつやく)と共に乳香を贈り物として献上したことが
新約聖書に書かれています。
乳香は没薬と同じく最古の香料の一つなんです。
どちらもキリスト教会で焚香料としてよく使われるようです。
(没薬(もつやく)・・フウロソウ目・カンラン科・コンミフォラ属(ミルラノキ属)の
樹木から分泌される樹脂のこと。ミルラとも呼ばれています。
ミイラ作りの時の、遺体の防腐処理のために使用されていました)
ちなみに黄金は王権の象徴、乳香は神権の象徴、
没薬は死の象徴と言われています。
当時、乳香は黄金と同等の価値を持つぐらい貴重なものとして扱われていたんですね。
そのような歴史ある場面にも出てくる乳香の香りとは
どのようなものなのでしょうか。
<乳香の香り>
・スモーキーかつスパイシーなバルサム(松ヤニ)の香り
・ほのかに果物の様な甘い香りと酸味
・奥深い神秘的な芳香
・桧の香り
・爽やかな香り
・柑橘系ではない
・不思議な甘さ
・乳香の樹脂自体に匂いはない
・甘い香り
・ウッディーでかすかにレモンのような香り
・ほんわか甘くて爽やか系のオリエンタルな香り
香りを嗅いだことがある方の感想はそれぞれ違うようですが、
どうやら檜など森林の様な爽やかな香りが乳香の特徴のようですね。
しかもこの香りには持続性があるようです。
乳香を焚いて煙を衣服や体にかざすだけで、しばらくは匂いが取れません。
昔はこうして体臭を隠していたのではないかといわれています。
この香り成分にはα-ピネンやサビネン、クレゾールや
チモールといった成分が含まれていてます。
これらには、非常に強い殺菌作用があり、
この香りを吸い込むことにより、自然と殺菌成分が肺から吸収され、
身体によい影響が生まれるのではないかといわれているようです。
<乳香の効能>
~心~
ストレスや緊張をやわらげる
神経痛の緊張をやわらげる
不安をやわらげる
心を落ち着かせてくれる
過去に結びつく不安な状態をやわらげる
強迫観念が強い心理状態をやわらげる
平静な感情を起こさせる
呼吸が深くなり回数が減る
心を安らかにし平静な感情へと導いてくれる
~美~
皮膚細胞の再生を促進する
老化した肌を活性化させる
しわやたるみを改善する
肌にハリと潤いを与える
吹き出物を改善する
乾燥肌によい
傷、傷跡を改善する
~身体~
呼吸器系によい
咳や喘息、気管支炎を鎮める
呼吸を整えて肺を浄化する
身体を温めるため冷え症に良い
喉頭炎、カタル症状によい
風邪、インフルエンザによい
膀胱炎によい
女性の月経困難、不正出血によい
まとめてみると、
乳香の香りが心や身体に与える効果・効能は、
日々感じる不安や強迫観念を緩和し
心を静める効能を発揮してくれます。
特に過去の出来事に、いつまでも囚われているときや、
仕事のプレッシャーで緊張しているときなどに良いようです。
女性の場合には産後のマタニティーブルーにも効果的に働いてくれます。
子育てに対する不安感などを改善し、元気を取り戻してくれるようです。
また子宮の強壮に役立つので、出産のときの強い味方になります。
(ご注意:乳香精油の妊娠初期の使用は避けましょう)
この他にも月経過多や子宮出血を改善させる働きがあります。
優れた抗菌作用がありますので、風邪、喘息、気管支炎などといった
呼吸器系のトラブルにも効果があります。
また老化してしまった肌の若返りはもちろん、
アンチエイジングや乾燥しやすい肌の改善に優れた効能を発揮します。
ちなみに南アラビア地域では唾液分泌の促進や、
リラクゼーションのために乳香樹脂をガムのように噛むことがあるそうです。
食べた方曰く、「檜風呂を食べてるみたい」だそうです。
マズイんですね・・。
こちらは、乳香の焚き方になります。ご参考ください。
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乳香の香りと効能についてご紹介いたします。
乳香(にゅうこう)とは
ムクロジ目・カンラン科・ボスウェリア属の樹木から分泌される固形の樹脂のこと。
英名・・Frankincence(フランキンセンス)
frank・・真正の、自然の
incense・・香り
和名・・乳香
別名・・オリバナム
原産地・・アフリカ、アラビア、アラブ、エチオピア、インド
乳香の樹脂は粒状の物質で、半透明で黄白色をしています。
また、樹皮より分泌される樹液は乳白色でそれが名前の由来になったそうです。
乳香は焚いて香として、または香水などに使用する香料の原料として利用されています。
古くから宗教用の薫香として祭壇などに乳香が使用され、
現在でも広く使われています。
イエス・キリストが誕生したときに、東方の三博士(三賢者)が
黄金、没薬(もつやく)と共に乳香を贈り物として献上したことが
新約聖書に書かれています。
乳香は没薬と同じく最古の香料の一つなんです。
どちらもキリスト教会で焚香料としてよく使われるようです。
(没薬(もつやく)・・フウロソウ目・カンラン科・コンミフォラ属(ミルラノキ属)の
樹木から分泌される樹脂のこと。ミルラとも呼ばれています。
ミイラ作りの時の、遺体の防腐処理のために使用されていました)
ちなみに黄金は王権の象徴、乳香は神権の象徴、
没薬は死の象徴と言われています。
当時、乳香は黄金と同等の価値を持つぐらい貴重なものとして扱われていたんですね。
そのような歴史ある場面にも出てくる乳香の香りとは
どのようなものなのでしょうか。
<乳香の香り>
・スモーキーかつスパイシーなバルサム(松ヤニ)の香り
・ほのかに果物の様な甘い香りと酸味
・奥深い神秘的な芳香
・桧の香り
・爽やかな香り
・柑橘系ではない
・不思議な甘さ
・乳香の樹脂自体に匂いはない
・甘い香り
・ウッディーでかすかにレモンのような香り
・ほんわか甘くて爽やか系のオリエンタルな香り
香りを嗅いだことがある方の感想はそれぞれ違うようですが、
どうやら檜など森林の様な爽やかな香りが乳香の特徴のようですね。
しかもこの香りには持続性があるようです。
乳香を焚いて煙を衣服や体にかざすだけで、しばらくは匂いが取れません。
昔はこうして体臭を隠していたのではないかといわれています。
この香り成分にはα-ピネンやサビネン、クレゾールや
チモールといった成分が含まれていてます。
これらには、非常に強い殺菌作用があり、
この香りを吸い込むことにより、自然と殺菌成分が肺から吸収され、
身体によい影響が生まれるのではないかといわれているようです。
<乳香の効能>
~心~
ストレスや緊張をやわらげる
神経痛の緊張をやわらげる
不安をやわらげる
心を落ち着かせてくれる
過去に結びつく不安な状態をやわらげる
強迫観念が強い心理状態をやわらげる
平静な感情を起こさせる
呼吸が深くなり回数が減る
心を安らかにし平静な感情へと導いてくれる
~美~
皮膚細胞の再生を促進する
老化した肌を活性化させる
しわやたるみを改善する
肌にハリと潤いを与える
吹き出物を改善する
乾燥肌によい
傷、傷跡を改善する
~身体~
呼吸器系によい
咳や喘息、気管支炎を鎮める
呼吸を整えて肺を浄化する
身体を温めるため冷え症に良い
喉頭炎、カタル症状によい
風邪、インフルエンザによい
膀胱炎によい
女性の月経困難、不正出血によい
まとめてみると、
乳香の香りが心や身体に与える効果・効能は、
日々感じる不安や強迫観念を緩和し
心を静める効能を発揮してくれます。
特に過去の出来事に、いつまでも囚われているときや、
仕事のプレッシャーで緊張しているときなどに良いようです。
女性の場合には産後のマタニティーブルーにも効果的に働いてくれます。
子育てに対する不安感などを改善し、元気を取り戻してくれるようです。
また子宮の強壮に役立つので、出産のときの強い味方になります。
(ご注意:乳香精油の妊娠初期の使用は避けましょう)
この他にも月経過多や子宮出血を改善させる働きがあります。
優れた抗菌作用がありますので、風邪、喘息、気管支炎などといった
呼吸器系のトラブルにも効果があります。
また老化してしまった肌の若返りはもちろん、
アンチエイジングや乾燥しやすい肌の改善に優れた効能を発揮します。
ちなみに南アラビア地域では唾液分泌の促進や、
リラクゼーションのために乳香樹脂をガムのように噛むことがあるそうです。
食べた方曰く、「檜風呂を食べてるみたい」だそうです。
マズイんですね・・。
こちらは、乳香の焚き方になります。ご参考ください。
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