春キャベツの特徴と栄養とは? [食材]
春キャベツとは、
春先に出荷されるキャベツの事で葉の巻き方がゆるく、
水分を多く含んでやわらかいのが特徴です。
春キャベツの旬は4 - 6月。
生産量は少なめですが大変人気が高く、新キャベツとも呼ばれています。
春を中心に出回る春キャベツは、内部まで黄緑色を帯びてみずみずしく、
生食用として味は最高です。
栄養的にはビタミンCも多いのですが、キャベツの仲間に含まれる栄養素のなかで、
特徴的なのはビタミンUです。
このビタミンには胃や十二指腸の潰瘍を治す働きがあります。
ビタミンUを主成分とする胃腸薬も色々と市販されているほどですよね。
(海外ではその昔、ギリシャ時代は薬用、ローマ時代は健康食。
として食されています。)
その他にも
・ガンの予防
・精神の安定
・肝機能改善
・がんや感染症の予防
・便秘の改善
・骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防
等が挙げられます。
春キャベツは軟らかい分、生食(サラダ)に向いているので、
栄養を無駄なく取れるということです。
キャベツは加熱調理すると、ビタミンC・Uはともに水溶性で
加熱に弱い為、ビタミンの損失もありますが、
そんなに神経質になることもないですよ。
ちなみに栄養素はビタミンU・C以外にも、
カリウム、カルシウム、食物繊維が豊富に含まれています。
ビタミンCは免疫力を向上してくれると共に、
肌の張りアップやストレス緩和に効果があるともいわれています。
栄養満点の春キャベツを食べて、元気に過ごしたいですね。
<春キャベツの選び方と保存法>
・外葉につやがあって全体に丸く葉がふんわりと巻いたもの。
芯(茎)の切り口が小さめで葉脈が細めのものを選びましょう。
・丸ごとなら、新聞紙に包んで冷暗所、
または保存袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
いずれも根元を下に。
切ったものはラップに包んで冷蔵庫で保存して下さい。
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