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ヤマブキと八重ヤマブキの違いは? 花言葉は何? [植物]

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ヤマブキ八重ヤマブキいとは
いったい何なのでしょうか。
また、花言葉は?

yamabuki.jpg

まずヤマブキとは、

(山吹、学名:Kerria japonica)
バラ科ヤマブキ属(本種のみの一属一種)の落葉低木。
開花時期4月頃
黄色をつけます。
春の季語です。

やまぶき色」と呼ばれるのは
この花の色からきています。

ヤマブキは、低山の
明るい林の木陰などに群生します。
地下茎で繁殖し、大群落をつくることも。

樹木ですが、茎は細くて柔らかい
のが特徴です。
背丈は1m~2m。

葉は鋸歯(きょし)がはっきりしていて薄いです。
(鋸歯とは、植物の葉の縁にある、
ギザギザの切れ込みのことです)

若い枝は緑色をしているんですよ。
晩春に明るい黄色の花を
たくさんつけます。

多数のおしべと5~8個のめしべがあり、
心皮は熟して分果(実)になります
(心皮とは、種子植物で、
雌しべを構成する特殊な葉のこと)

花は一重のものなら花弁は5枚


一方、八重ヤマブキです。

(八重山吹、学名:Kerria japonica cv. Plena)

ちなみに、Kerriaはヤマブキ属、
      japonicaは日本の、
      plena は八重の、という意味です。

開花時期は、4月中旬~5月初旬頃
ヤマブキより少し咲き始めが遅いです。

八重咲のヤマブキはおしべめしべ)が変異したもの。
ヤマブキの品種ですね。
理屈上は野生でも存在しえますが、種はつけません。
つまり挿し木や取り木で増やして
いかなければ一代限りと言うことです。
(野生で見かけた場合は、
誰かが増やした可能性があるということ)。

八重咲き種のヤマブキには実がなりません

お気付きになりましたか?

ヤマブキと八重ヤマブキの違いは、
(見た目は勿論、違いますが・・)

ヤマブキには実がなるが、八重ヤマブキには実はならない」。

一重咲きのものには実ができます、
しかし、八重咲きのものにはできないのです。

一重の場合は、5本あまりのめしべと、
たくさんのおしべがあります。
八重咲きの花は全部のおしべ
花びらに変化してしまっています。
花粉ができないため、実もできないんですね。


ヤマブキの花言葉は、
・「気品」
・「崇高」
・「待ちかねる」
・「金運

誕生花
・3月28日、5月4日、4月9日、5月16日


ヤマブキと八重ヤマブキを
ご覧になる時は、
おしべ、めしべの違いを
気にしてみて見るのも
面白いですね。







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