パンジー・ビオラの育て方と苗の選び方 花言葉をご紹介! [植物]
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パンジー・ビオラの育て方と苗の選び方、花言葉をご紹介いたします。
パンジー(Pansy)とは
スミレ科・スミレ属の小型の園芸植物のこと。
ビオラ(Viola)とは
スミレ科・スミレ属の植物のこと。
園芸上はパンジーの小輪多花性種がビオラになります。
ちなみに、ラテン語名です。
学名・・Viola X wittrockiana
原産地・・ヨーロッパ
開花期・・10月下旬~5月中旬
花色・・白、赤、ピンク、オレンジ、黄、青、紫、茶、黒、複色
耐寒性・・強い
耐暑性・・弱い
春の庭先を彩るスミレの仲間には400以上もの品種がありますが、
一番よく見かけるのはウィオラ・トリコロールを中心に改良された
通称パンジーとウィオラ・コルヌータ(ツノスミレ)です。
また、ロック・ガーデン向きの野生のスミレも人気があります。
パンジーは晩秋から翌年の初夏まで絶えまなく咲き続ける、
非常に花期の長い花です。
花つきがよく、比較的育てやすいので、花壇や窓辺などに広く使われます。
ビオラは一年生の草本植物で、幹がない匍匐茎を持っています。
葉は茎に交互につく互生タイプで、形はハート形、腎臓形、楕円形と
色々あり、色も様々なトーンの縁をしています。
下記はパンジー・ビオラの育て方になります。
<栽培>
高温多湿を嫌うので、9月頃~5月頃までの一年草として扱います。
ほとんどの品種が寒さに耐えます。
ただ、霜が降りると傷むので、空気と光を通す園芸用シートを
かけておくと安心です。
<苗を選ぶ>
9月~3月頃までポット苗が市販されています。
葉の色が濃く、元気で新鮮な苗を選びましょう。
ひょろひょろと伸びているものや、ポットの底穴から根が出ているものは
よくありません。
<日当たり・置き場所>
9月~5月は十分な日光を必要とします。
風通しがよく直射日光の当たる場所に置きましょう。
種から育てる時には、半日陰から徐々に日光に慣らしていきます。
<水やり>
1~2日に1回を目安に、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。
土に水が溜まらないように、また土が散らないように静かに与えます。
朝夕よりも、気温が上がる、午前10時頃に水やりをするのがコツです。
<用土>
もっとも一般的なのが、赤玉土をベースに、腐葉土と肥料を6:3:1で
混ぜた用土です。
この場合の肥料は、発酵乾燥牛ふんや発酵鶏ふんなどの有機肥料が
よいでしょう。
<肥料>
長期間花を咲かせるので、追肥は欠かせません。
定着後、葉が紫色になったり少し黄ばんだりして、生育が悪い場合は、
液体肥料を月に1~2回追肥します。
鉢植えのものには、10日に1回、薄めた液体肥料を与えます。
<植え付け・植え替え>
9月~11月頃にします。
地植えにする場合は、冬でも日当たりのよい場所に、
鉢植えの場合は霜の降りない南向きの軒下に置きましょう。
種から育てる場合、8月下旬~9月上旬に種まきしますが、
発芽適温が15℃のビオラにとっては発芽しにくい時期でもあります。
種を購入したら、1週間から1ヶ月程、空き缶に入れて冷蔵庫に保管しましょう。
それから種まきすると、発芽しやすくなります。
<ふやし方>
8月中・下旬~9月に種をまき、根張りをよくするために、
何度か植え替えます。
もちろん、直まきでも構いません。
用土は石灰を含み、腐植質に富んだやわらかいものが向いています。
市販の種まき用土でも、またピートモスを中心に自分で混ぜても
よいでしょう。
元肥として、堆肥や腐葉土などを多めに混ぜ込んでおきます。
生育している間は、肥料を与えすぎないように注意します。
およそ1ヶ月後に、発芽した苗を苗床(または土を入れた木箱)
に約10cm間隔で仮植えします。
温暖な地域ならば、その年の11月頃までに定植したい場所に
植え替えても構いませんが、寒冷な地域の場合は、仮植えしたままで
翌年の3月か4月まで待った方がよいでしょう。
また、パンジーは挿し芽や株分けで増やすこともできます。
この場合は、晩春から初夏にかけての時期がもっとも適しています。
<病害虫>
下葉が枯れるのは、肥料や水の過不足による根の傷みが原因です。
枯れた葉は病気を引き起こしやすいので、早めに摘み取りましょう。
葉裏にでる褐色のイボ状の斑点はサビ病、黒い斑点は炭疸病、
白いフェルト状の斑点はうどんこ病で、いずれも高湿が原因です。
炭疸病とサビ病は早いうちに薬剤で駆除しましょう。
うどんこ病には硫黄を含んだ薬剤を使いましょう。
アブラムシが発生したらDDVP乳剤などを散布しましょう。
<手入れ>
花をたくさん咲かせるために、枯れたり傷ついたりした葉と茎や、
しおれた花をこまめに摘み取ります。
花は花首からではなく元から取ると跡がきれいです。
パンジーとビオラは基本的には同種のものです。
花径2~4cmの小輪ものをビオラ、中輪から巨大輪のものを
パンジーと呼んで区別しています。
育て方は同じですので、是非チャレンジしてみてくださいね。
<ビオラの花言葉>
誠実な愛
信頼
忠実
<パンジーの花言葉>
物思い
思慮深い
心の平和
思想
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パンジー・ビオラの育て方と苗の選び方、花言葉をご紹介いたします。
パンジー(Pansy)とは
スミレ科・スミレ属の小型の園芸植物のこと。
ビオラ(Viola)とは
スミレ科・スミレ属の植物のこと。
園芸上はパンジーの小輪多花性種がビオラになります。
ちなみに、ラテン語名です。
学名・・Viola X wittrockiana
原産地・・ヨーロッパ
開花期・・10月下旬~5月中旬
花色・・白、赤、ピンク、オレンジ、黄、青、紫、茶、黒、複色
耐寒性・・強い
耐暑性・・弱い
春の庭先を彩るスミレの仲間には400以上もの品種がありますが、
一番よく見かけるのはウィオラ・トリコロールを中心に改良された
通称パンジーとウィオラ・コルヌータ(ツノスミレ)です。
また、ロック・ガーデン向きの野生のスミレも人気があります。
パンジーは晩秋から翌年の初夏まで絶えまなく咲き続ける、
非常に花期の長い花です。
花つきがよく、比較的育てやすいので、花壇や窓辺などに広く使われます。
ビオラは一年生の草本植物で、幹がない匍匐茎を持っています。
葉は茎に交互につく互生タイプで、形はハート形、腎臓形、楕円形と
色々あり、色も様々なトーンの縁をしています。
下記はパンジー・ビオラの育て方になります。
<栽培>
高温多湿を嫌うので、9月頃~5月頃までの一年草として扱います。
ほとんどの品種が寒さに耐えます。
ただ、霜が降りると傷むので、空気と光を通す園芸用シートを
かけておくと安心です。
<苗を選ぶ>
9月~3月頃までポット苗が市販されています。
葉の色が濃く、元気で新鮮な苗を選びましょう。
ひょろひょろと伸びているものや、ポットの底穴から根が出ているものは
よくありません。
<日当たり・置き場所>
9月~5月は十分な日光を必要とします。
風通しがよく直射日光の当たる場所に置きましょう。
種から育てる時には、半日陰から徐々に日光に慣らしていきます。
<水やり>
1~2日に1回を目安に、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。
土に水が溜まらないように、また土が散らないように静かに与えます。
朝夕よりも、気温が上がる、午前10時頃に水やりをするのがコツです。
<用土>
もっとも一般的なのが、赤玉土をベースに、腐葉土と肥料を6:3:1で
混ぜた用土です。
この場合の肥料は、発酵乾燥牛ふんや発酵鶏ふんなどの有機肥料が
よいでしょう。
<肥料>
長期間花を咲かせるので、追肥は欠かせません。
定着後、葉が紫色になったり少し黄ばんだりして、生育が悪い場合は、
液体肥料を月に1~2回追肥します。
鉢植えのものには、10日に1回、薄めた液体肥料を与えます。
<植え付け・植え替え>
9月~11月頃にします。
地植えにする場合は、冬でも日当たりのよい場所に、
鉢植えの場合は霜の降りない南向きの軒下に置きましょう。
種から育てる場合、8月下旬~9月上旬に種まきしますが、
発芽適温が15℃のビオラにとっては発芽しにくい時期でもあります。
種を購入したら、1週間から1ヶ月程、空き缶に入れて冷蔵庫に保管しましょう。
それから種まきすると、発芽しやすくなります。
<ふやし方>
8月中・下旬~9月に種をまき、根張りをよくするために、
何度か植え替えます。
もちろん、直まきでも構いません。
用土は石灰を含み、腐植質に富んだやわらかいものが向いています。
市販の種まき用土でも、またピートモスを中心に自分で混ぜても
よいでしょう。
元肥として、堆肥や腐葉土などを多めに混ぜ込んでおきます。
生育している間は、肥料を与えすぎないように注意します。
およそ1ヶ月後に、発芽した苗を苗床(または土を入れた木箱)
に約10cm間隔で仮植えします。
温暖な地域ならば、その年の11月頃までに定植したい場所に
植え替えても構いませんが、寒冷な地域の場合は、仮植えしたままで
翌年の3月か4月まで待った方がよいでしょう。
また、パンジーは挿し芽や株分けで増やすこともできます。
この場合は、晩春から初夏にかけての時期がもっとも適しています。
<病害虫>
下葉が枯れるのは、肥料や水の過不足による根の傷みが原因です。
枯れた葉は病気を引き起こしやすいので、早めに摘み取りましょう。
葉裏にでる褐色のイボ状の斑点はサビ病、黒い斑点は炭疸病、
白いフェルト状の斑点はうどんこ病で、いずれも高湿が原因です。
炭疸病とサビ病は早いうちに薬剤で駆除しましょう。
うどんこ病には硫黄を含んだ薬剤を使いましょう。
アブラムシが発生したらDDVP乳剤などを散布しましょう。
<手入れ>
花をたくさん咲かせるために、枯れたり傷ついたりした葉と茎や、
しおれた花をこまめに摘み取ります。
花は花首からではなく元から取ると跡がきれいです。
パンジーとビオラは基本的には同種のものです。
花径2~4cmの小輪ものをビオラ、中輪から巨大輪のものを
パンジーと呼んで区別しています。
育て方は同じですので、是非チャレンジしてみてくださいね。
<ビオラの花言葉>
誠実な愛
信頼
忠実
<パンジーの花言葉>
物思い
思慮深い
心の平和
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