胡蝶蘭の管理方法と育て方 どのようなお祝いに贈るとよいのか? [植物]
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胡蝶蘭(コチョウラン)の管理方法と育て方をご紹介いたします。
コチョウランとは
ラン科の植物のこと。
学名・・Phalaenopsis aphrodite
別名・・ファレノプシス、モスオーキッド
原産地・・東南アジアを中心とした熱帯~亜熱帯、フィリピン
開花期・・11月~4月
春~初夏
花色・・白、赤、ピンク、黄、紫、複色
耐寒性・・弱い
耐暑性・・強い
コチョウランの原種、ファレノプシス・アマビリスは、オンシジウムやデンドロビウムと
同じように、樹木の幹や枝に着生し、乾燥に強い洋ランの一つです。
品種改良が進み、多くの新種が登場しています。
白い大輪がゴージャスなユキマイ、シラユキヒメ、ピンクの花弁が美しい
ハッピーバレンタイン、白い花弁に赤いリップを持つシティーガールなどがあります。
下記はコチョウランの育て方になります。
<鉢選び>
・花が順序正しく咲いているもの
・茎が太くしっかりしているもの
・葉が肉厚で瑞々しく元気なもの
・花弁にキズやシミのないもの
花が順序よく咲くのが特徴ですので、途中の花が抜けているものは
ダニが原因となっている事が多いので選ぶのを避けてください。
株の大きさは同じコチョウランでも、花色や形が良く花数が多くなると
価格も高くなりますよ。
<日当たり・置き場所>
洋ランの中でも特に高温多湿を好むので、冬は暖かい室内で管理します。
直射日光を避け、レースのカーテン越しに日光が当たる場所がよいでしょう。
冬は30%、夏は50%(真夏は50%~70%)の遮光が必要です。
夜間、窓際は温度が下がります。
厚手のカーテンをしたり、室内の奥に移すなどして保温に努めましょう。
最低温度は20℃くらいが理想です。
花を観賞するだけなら12~13℃でも構いません。
湿度は60~70%が理想です。
乾燥している場合は、霧吹きで葉水を与えたり、加湿器を利用して湿度を
保ちましょう。
・夏越し
初夏、最低気温が20℃以上になったら、屋外で管理します。
直射日光を避け必ず遮光してください。
風に当てて生長を促し、雨にはできるだけ当てないようにしましょう。
<水やり>
植え込み材料が乾いたら水を与えます。
春から夏は水やりの回数を多くし、秋から冬は水を徐々に減らし乾燥気味に
育てましょう。
温度が低い時は、花弁に水滴がつくと茶色のシミになる場合があるので、
花には水をかけず必ず株元から水を与えてください。
また、葉水をこまめに与えて乾燥を防ぎましょう。
<肥料>
開花時期には肥料の必要はありません。
肥料は新芽が伸びる生長期に入ってから与えます。
春から秋に月に2~3回ほど液肥を与えるとともに、緩効性化成肥料を置き肥として
毎月与えましょう。
<用土>
水ゴケ、洋ラン用バークチップ、ヤシ殻チップなどを使用します。
水はけと通気性がよいので育てやすいと思います。
水ゴケ・・素焼き鉢
洋ラン用バーク、ヤシ殻チップ・・プラスチック鉢
これらの鉢で管理してください。
水ゴケなどは乾燥させてあります。
必要な分量をとり、水を十分ふくませておきます。
使用する前に水気を軽く絞りほぐしてから使用しましょう。
<植え付け・植え替え>
適期は5~7月になります。
ギフト用のものは3鉢くらいの寄せ植えになっている場合が多いので、
1鉢に1株ずつ必ず植え替えを行います。
根鉢を崩さないように、古い水ゴケを丁寧に取り除きます。
一回り大きな鉢に1株ずつ新しい水ゴケで、根を包むようにして植え替えましょう。
<病害虫>
・ボトチリス病
低温過湿の場合に起こりやすくなります。
適度な温度と湿度を心がけます。
・ダニ
殺ダニ剤を散布して予防しましょう。
<支柱立て>
9~10月頃に花芽が伸びはじめるので、花茎が倒れないように
支柱を立てましょう。
<花後の処理>
コチョウランは2回花が咲く性質があります。
元気な株で植え替えないなら、花を再び咲かせることができます。
一番花が終わったら花茎を3節くらい残し、2~3㎝上で切り戻します。
3~4ヶ月ぐらいするとわき芽(新しい花茎)が伸び、二番花が咲きます。
種類によってはわき芽が出にくいものもあり、全てのコチョウランが
2回花を咲かせるとは限りませんのでご注意ください。
株が弱って元気がないようなら、一番花が終わったら思い切って花茎を
根元から切り取りましょう。
花後の株をゆっくり休ませ、翌年の生育に備え葉を育てる方に専念します。
市場に出回っているものの多くは、温室で栽培されたものです。
冬か春に開花しますが、一般家庭で栽培する場合の開花は、春から初夏にかけて
になります。
コチョウランは最低気温が5℃以下になると枯れてしまいますので、
冬は必ず暖房のある暖かい部屋で管理してください。
ただし、暖房の温風が直接当たらない場所にしましょう。
夜間、冷え込む場合は保温を!
コチョウランはよくお祝いなどの贈答に利用される花です。
豪華さや美しさだけで選ばれているのではないようです。
<コチョウランの花言葉>
幸福が飛んでくる
変わらぬ愛
白・・清純
ピンク・・あなたを愛します
「幸福が飛んでくる」という縁起のよい花言葉に、鉢花は「根付く」ことから
開店祝いや開業祝いに贈られることが多いんですね。
この他にも就任祝い、新築祝い、誕生日などなど。
おめでたい席に好まれる花のようです。
お値段はちょっとお高めです。
お安いもので5,000円~、お高くなれば100,000円を超えるものまであります。
蝶が舞うように咲く花が清楚な雰囲気の胡蝶蘭。
ギフト用の高価なイメージがありますが、ミニ鉢も出回っていますよ。
贈り物で戴いたら、自分のご褒美に購入したら、是非、大切に育ててみてくださいね。
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胡蝶蘭(コチョウラン)の管理方法と育て方をご紹介いたします。
コチョウランとは
ラン科の植物のこと。
学名・・Phalaenopsis aphrodite
別名・・ファレノプシス、モスオーキッド
原産地・・東南アジアを中心とした熱帯~亜熱帯、フィリピン
開花期・・11月~4月
春~初夏
花色・・白、赤、ピンク、黄、紫、複色
耐寒性・・弱い
耐暑性・・強い
コチョウランの原種、ファレノプシス・アマビリスは、オンシジウムやデンドロビウムと
同じように、樹木の幹や枝に着生し、乾燥に強い洋ランの一つです。
品種改良が進み、多くの新種が登場しています。
白い大輪がゴージャスなユキマイ、シラユキヒメ、ピンクの花弁が美しい
ハッピーバレンタイン、白い花弁に赤いリップを持つシティーガールなどがあります。
下記はコチョウランの育て方になります。
<鉢選び>
・花が順序正しく咲いているもの
・茎が太くしっかりしているもの
・葉が肉厚で瑞々しく元気なもの
・花弁にキズやシミのないもの
花が順序よく咲くのが特徴ですので、途中の花が抜けているものは
ダニが原因となっている事が多いので選ぶのを避けてください。
株の大きさは同じコチョウランでも、花色や形が良く花数が多くなると
価格も高くなりますよ。
<日当たり・置き場所>
洋ランの中でも特に高温多湿を好むので、冬は暖かい室内で管理します。
直射日光を避け、レースのカーテン越しに日光が当たる場所がよいでしょう。
冬は30%、夏は50%(真夏は50%~70%)の遮光が必要です。
夜間、窓際は温度が下がります。
厚手のカーテンをしたり、室内の奥に移すなどして保温に努めましょう。
最低温度は20℃くらいが理想です。
花を観賞するだけなら12~13℃でも構いません。
湿度は60~70%が理想です。
乾燥している場合は、霧吹きで葉水を与えたり、加湿器を利用して湿度を
保ちましょう。
・夏越し
初夏、最低気温が20℃以上になったら、屋外で管理します。
直射日光を避け必ず遮光してください。
風に当てて生長を促し、雨にはできるだけ当てないようにしましょう。
<水やり>
植え込み材料が乾いたら水を与えます。
春から夏は水やりの回数を多くし、秋から冬は水を徐々に減らし乾燥気味に
育てましょう。
温度が低い時は、花弁に水滴がつくと茶色のシミになる場合があるので、
花には水をかけず必ず株元から水を与えてください。
また、葉水をこまめに与えて乾燥を防ぎましょう。
<肥料>
開花時期には肥料の必要はありません。
肥料は新芽が伸びる生長期に入ってから与えます。
春から秋に月に2~3回ほど液肥を与えるとともに、緩効性化成肥料を置き肥として
毎月与えましょう。
<用土>
水ゴケ、洋ラン用バークチップ、ヤシ殻チップなどを使用します。
水はけと通気性がよいので育てやすいと思います。
水ゴケ・・素焼き鉢
洋ラン用バーク、ヤシ殻チップ・・プラスチック鉢
これらの鉢で管理してください。
水ゴケなどは乾燥させてあります。
必要な分量をとり、水を十分ふくませておきます。
使用する前に水気を軽く絞りほぐしてから使用しましょう。
<植え付け・植え替え>
適期は5~7月になります。
ギフト用のものは3鉢くらいの寄せ植えになっている場合が多いので、
1鉢に1株ずつ必ず植え替えを行います。
根鉢を崩さないように、古い水ゴケを丁寧に取り除きます。
一回り大きな鉢に1株ずつ新しい水ゴケで、根を包むようにして植え替えましょう。
<病害虫>
・ボトチリス病
低温過湿の場合に起こりやすくなります。
適度な温度と湿度を心がけます。
・ダニ
殺ダニ剤を散布して予防しましょう。
<支柱立て>
9~10月頃に花芽が伸びはじめるので、花茎が倒れないように
支柱を立てましょう。
<花後の処理>
コチョウランは2回花が咲く性質があります。
元気な株で植え替えないなら、花を再び咲かせることができます。
一番花が終わったら花茎を3節くらい残し、2~3㎝上で切り戻します。
3~4ヶ月ぐらいするとわき芽(新しい花茎)が伸び、二番花が咲きます。
種類によってはわき芽が出にくいものもあり、全てのコチョウランが
2回花を咲かせるとは限りませんのでご注意ください。
株が弱って元気がないようなら、一番花が終わったら思い切って花茎を
根元から切り取りましょう。
花後の株をゆっくり休ませ、翌年の生育に備え葉を育てる方に専念します。
市場に出回っているものの多くは、温室で栽培されたものです。
冬か春に開花しますが、一般家庭で栽培する場合の開花は、春から初夏にかけて
になります。
コチョウランは最低気温が5℃以下になると枯れてしまいますので、
冬は必ず暖房のある暖かい部屋で管理してください。
ただし、暖房の温風が直接当たらない場所にしましょう。
夜間、冷え込む場合は保温を!
コチョウランはよくお祝いなどの贈答に利用される花です。
豪華さや美しさだけで選ばれているのではないようです。
<コチョウランの花言葉>
幸福が飛んでくる
変わらぬ愛
白・・清純
ピンク・・あなたを愛します
「幸福が飛んでくる」という縁起のよい花言葉に、鉢花は「根付く」ことから
開店祝いや開業祝いに贈られることが多いんですね。
この他にも就任祝い、新築祝い、誕生日などなど。
おめでたい席に好まれる花のようです。
お値段はちょっとお高めです。
お安いもので5,000円~、お高くなれば100,000円を超えるものまであります。
蝶が舞うように咲く花が清楚な雰囲気の胡蝶蘭。
ギフト用の高価なイメージがありますが、ミニ鉢も出回っていますよ。
贈り物で戴いたら、自分のご褒美に購入したら、是非、大切に育ててみてくださいね。
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