海苔(ノリ) 妊婦さんにお勧めの食材! 海苔の優れた栄養とは? [食材]
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日本人にお馴染みの、海苔の物凄いパワーについてご紹介いたします。
海苔(のり)とは
紅藻・緑藻・シアノバクテリア(藍藻)などを含む、食用となる藻類のこと。
学名・・Porphyra tenera
科名・・ウシケノリ科
旬の時期・・12月~3月
干し海苔は紅藻類のアマノリ(主にその中でもアマクサノリ)を細かく刻んですき、
乾燥したものになります。
焼き海苔はこれを高温で加熱したものなんですね。
昔から海苔は日本ではお馴染みの食材です。
日本の他なら韓国の韓国海苔も塩がきいていて美味しく、好きな人は多いですよね。
他にも中国やイギリス、ニュージーランドでも海苔の養殖が行われているそうです。
(アメリカでも一時、養殖されていたよう)
<海苔の主な栄養>
海苔は食用とされる海藻の中で、最も栄養的に恵まれています。
タンパク質の割合は「畑の肉」と言われている大豆を凌ぐほどなんです。
海藻に含まれる脂質は1%前後で、海苔でも2%程度。
量的には少ないのですが脂肪酸組織に特徴があるんです。
全ての脂肪酸のうち、オメガ3系脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)が
50%を占めます。
また、カロチンやクリプトキサンチンなどプロビタミンAとしての機能を持つ
カロチノイドを驚くほど多く含んでいます。
クロロフィル(葉緑素)やビタミンC、生殖や味覚の維持に必要なミネラルである
亜鉛も豊富に含んでいるんです。
さらに動物性食品に含まれるビタミンB12に比べて活性は劣るものの、
植物性食品としては飛び抜けた量のビタミンB12を含みます。
この他にも、解毒作用を持つ含硫アミノ酸のタウリンや香気成分の
ジメチルスルフィドなどの含硫化合物も確認されています。
上記以外にも海苔には食物繊維、カルシウムなどが豊富に含まれていて
栄養満点な食材なんです。
そして、最も注目すべき栄養といえば葉酸。
葉酸はビタミンBの一種でDNAの合成に関わるものです。
葉酸といえば、妊娠を望む方や妊娠中の方には大切な栄養素として
知られていますよね。
二分脊椎症(にぶんせきついしょう)という胎児の先天性障害の予防が
期待できるとして、葉酸の摂取を厚生労働省も勧めているんです。
サプリメントなどで摂取しても勿論よいのですが、自然の食材で摂取できるに
越したことはありません。
葉酸の摂取量は12才以上で1日240マイクログラムが推奨されています。
妊娠を考えている女性なら、1日400マイクログラムを摂取すればいいそうです。
海苔には1枚あたり、およそ57マイクログラムの葉酸が入っているので、
1日4~5枚くらい食べるのが理想のようですね。
(大判サイズの海苔ではなく、大判サイズを1/4枚位にした大きさ)
ご飯に巻いて食べてもよし、手でもんだり細かく千切って和え物などのおかずに
のせて食べてもよし。
色々なバリエーションで海苔は美味しく戴けます。
妊婦さんにお勧めのレシピは、葉酸の含有率がトップレベルのほうれん草との
組み合わせです。
ほうれん草をさっと茹で、食べやすい長さに切ったら水気を絞って白ゴマと
しょうゆで合えます。
その上に手でもんだ海苔をのせれば完成です。
毎日摂ってもらいたいメニューですね。
海苔には3大旨み成分である、グルタミン酸(昆布)、イノシン酸(かつお節)、
グアニル酸(干ししいたけ)の全てを含む、ただ一つの天然食品です。
この他にも旨み成分、アスパラギン酸、アラニン、グリシン、トレオニン、プロリン、
セリンなども含まれ、海苔が文句なく美味いというのがわかります。
しかし、いくら美味しくても食べ過ぎはよくありません。
特に味付海苔は塩分が高くなりますので、食べる量には注意してください。
また、海苔にはヨウ素が含まれています。
甲状腺に疾患のある人は摂取を控えてくださいね。
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日本人にお馴染みの、海苔の物凄いパワーについてご紹介いたします。
海苔(のり)とは
紅藻・緑藻・シアノバクテリア(藍藻)などを含む、食用となる藻類のこと。
学名・・Porphyra tenera
科名・・ウシケノリ科
旬の時期・・12月~3月
干し海苔は紅藻類のアマノリ(主にその中でもアマクサノリ)を細かく刻んですき、
乾燥したものになります。
焼き海苔はこれを高温で加熱したものなんですね。
昔から海苔は日本ではお馴染みの食材です。
日本の他なら韓国の韓国海苔も塩がきいていて美味しく、好きな人は多いですよね。
他にも中国やイギリス、ニュージーランドでも海苔の養殖が行われているそうです。
(アメリカでも一時、養殖されていたよう)
<海苔の主な栄養>
海苔は食用とされる海藻の中で、最も栄養的に恵まれています。
タンパク質の割合は「畑の肉」と言われている大豆を凌ぐほどなんです。
海藻に含まれる脂質は1%前後で、海苔でも2%程度。
量的には少ないのですが脂肪酸組織に特徴があるんです。
全ての脂肪酸のうち、オメガ3系脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)が
50%を占めます。
また、カロチンやクリプトキサンチンなどプロビタミンAとしての機能を持つ
カロチノイドを驚くほど多く含んでいます。
クロロフィル(葉緑素)やビタミンC、生殖や味覚の維持に必要なミネラルである
亜鉛も豊富に含んでいるんです。
さらに動物性食品に含まれるビタミンB12に比べて活性は劣るものの、
植物性食品としては飛び抜けた量のビタミンB12を含みます。
この他にも、解毒作用を持つ含硫アミノ酸のタウリンや香気成分の
ジメチルスルフィドなどの含硫化合物も確認されています。
上記以外にも海苔には食物繊維、カルシウムなどが豊富に含まれていて
栄養満点な食材なんです。
そして、最も注目すべき栄養といえば葉酸。
葉酸はビタミンBの一種でDNAの合成に関わるものです。
葉酸といえば、妊娠を望む方や妊娠中の方には大切な栄養素として
知られていますよね。
二分脊椎症(にぶんせきついしょう)という胎児の先天性障害の予防が
期待できるとして、葉酸の摂取を厚生労働省も勧めているんです。
サプリメントなどで摂取しても勿論よいのですが、自然の食材で摂取できるに
越したことはありません。
葉酸の摂取量は12才以上で1日240マイクログラムが推奨されています。
妊娠を考えている女性なら、1日400マイクログラムを摂取すればいいそうです。
海苔には1枚あたり、およそ57マイクログラムの葉酸が入っているので、
1日4~5枚くらい食べるのが理想のようですね。
(大判サイズの海苔ではなく、大判サイズを1/4枚位にした大きさ)
ご飯に巻いて食べてもよし、手でもんだり細かく千切って和え物などのおかずに
のせて食べてもよし。
色々なバリエーションで海苔は美味しく戴けます。
妊婦さんにお勧めのレシピは、葉酸の含有率がトップレベルのほうれん草との
組み合わせです。
ほうれん草をさっと茹で、食べやすい長さに切ったら水気を絞って白ゴマと
しょうゆで合えます。
その上に手でもんだ海苔をのせれば完成です。
毎日摂ってもらいたいメニューですね。
海苔には3大旨み成分である、グルタミン酸(昆布)、イノシン酸(かつお節)、
グアニル酸(干ししいたけ)の全てを含む、ただ一つの天然食品です。
この他にも旨み成分、アスパラギン酸、アラニン、グリシン、トレオニン、プロリン、
セリンなども含まれ、海苔が文句なく美味いというのがわかります。
しかし、いくら美味しくても食べ過ぎはよくありません。
特に味付海苔は塩分が高くなりますので、食べる量には注意してください。
また、海苔にはヨウ素が含まれています。
甲状腺に疾患のある人は摂取を控えてくださいね。
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2014-03-06 10:46
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