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イカリソウの効能と副作用とは イカリソウ酒の作り方 [植物]

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イカリソウ(淫羊霍)の効能をご紹介いたします。

ikarisou.jpg

イカリソウとは
メギ科・イカリソウ属の落葉多年草のこと。

学名・・Epimedium grandiflorum C.Morren var. thunbergianum
英名・・barrenwort
     bishop's hat
     fairy wings
     horny goatweed
和名・・錨草
     碇草
その他の名前・・淫羊霍(いんようかく)
           三枝九葉草(さんしくようそう)

原産地・・日本
開花期・・4月~5月
花色・・白、ピンク、赤紫、黄


イカリソウという名前のイメージとは違い、軽やかに咲く花姿がとても印象的な
山野草です。

ちなみに、花が船の錨に似ているからイカリソウという名前になりました。

茎が3つに枝分かれし、先に小さな葉が3枚ずつつけるので、
三枝九葉草(さんしくようそう)とも呼ばれています。


その他にも生薬の呼び名として淫羊霍(いんようかく)という名前があります。

これは中国原産のイカリソウの同属、ホザキノイカリソウ漢名です。
日本産のイカリソウならば和淫羊霍と呼びます。

淫羊霍という名前に何故、という字が入っているのか・・気になって調べました。
「羊がイカリソウを食べて精力絶倫になった」という伝説があるそうです。


下記は主な効能、成分、イカリソウ酒の作り方になります。

~主な効能~

強精 滋養強壮 疲労回復 美容 低血圧症 
健胃 健忘症 食欲不振 不眠症 など

~主な成分~

イカリイン(フラボノイド類) マグノフロリン(アルカロイド類)
エピメジン など


イカリソウは地上部の茎葉薬用としますが、茎には有効成分が少ないです。
葉を用いるようにしましょう。

もし調理するのであれば、若葉はおひたしになら天ぷらがお勧めです。
お茶にして飲んでも薬草酒にしてもよいでしょう。

食す場合、地上部の茎葉を葉の出揃う6~7月根元から刈り取ります。
それを天日干しにし乾燥します。
乾燥したものを細かく刻みましょう。

~イカリソウ酒~

乾燥したもの・・200g
グラニュー糖・・100g
ホワイトリカー・・1.8L

乾燥した地上部の全草を刻んだものを、ホワイトリカーに漬け込みます。
冷暗所で保管してください。
2~3ヶ月後に完成です。

約20~40mlほどを水で割り、1日2回に分けて飲んでください。

お茶として飲むのであれば乾燥して刻んだものを8~10g程度、
煎じて飲むのもよいでしょう。
身体が温まりますよ。

ただ、副作用もあるようなので、のぼせやすい方手足がほてりやすい方
心臓の悪い方胃腸の弱い方は飲まないようにしましょう。

飲み過ぎると吐き気口渇鼻血などが出るので飲みすぎには注意してくださいね。






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