皇帝ダリアの育て方と花言葉 挿し木の方法とは? [植物]
皇帝ダリアの育て方と花言葉、増やし方をご紹介いたします。
皇帝ダリアとは
キク科・ダリア属( テンジクボタン属)の多年草のこと。
学名・・Dahlia imperialis
英名・・Tree dahlia
別名・・木立ダリア、コダチダリア、帝王ダリア、ツリーダリア、インペリアルダリア
原産地・・メキシコ~中米
開花期・・11月~12月
花色・・ピンク、紫
草丈・・2~6m
耐寒性・・弱い
耐暑性・・普通
ダリア属は球根植物です。
茎が木質化し、葉は2~3回羽状複葉で15~20cmの大きなピンク色の花を
咲かせます。
普通のダリアと違って茎が太くなり草丈が高くなるのが特徴です。
皇帝ダリアは短日性植物なので、日照時間が短くならないと花芽をつけません。
花の近くに街灯や電灯があり夜も明るい場所では、花芽をつけないので
置き場所には注意してください。
花は切り花にしても楽しめますが、蕾の状態で切り花にしても開花しないので
花が咲いてから切り花に使用しましょう。
ちなみに、皇帝ダリアは寒さに弱いので、冬の霜に当たると一発で
枯れてしまいます。
花が咲くまでに霜が降りてしまった場合、咲かずに枯れるということもある訳ですね。
下記は皇帝ダリアの育て方になります。
<日当たり・置き場所>
鉢植え、庭植え共に生育期は日当たりのよい場所で管理します。
・鉢植えの場合
冬は凍らせないように暖房が直接あたらない室内に取り込むか、
鉢ごと地中に埋めて冬越しをさせましょう。
・庭植えの場合
街灯など明るい場所を避け、夜は暗くなる場所を選びましょう。
<水やり>
春~秋の生育期間中、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
真夏は朝夕の2回くらい与えます。
冬は乾燥気味に育てますが、完全に乾かさないよう注意してください。
・庭植えの場合
雨水があれば特に水を与える必要はありません。
<肥料>
元肥にリン酸分を豊富に含む緩効性化成肥料を適量施しましょう。
<用土>
水はけと水もちがよく有機物が豊富な土が適しています。
赤玉土(中粒)5、腐葉土3、ピートモス2の配合土を使用しましょう。
<植え付け・植え替え>
適期は3月~5月に球根を植え付けます。
植え替えを行う場合の適期は3月になります。
芽を鉢の中心にして植えてください。
芽が上を向くように置くことです。
<ふやし方>
・挿し木
霜が降りる前に茎を節毎に輪切りに切断して、土に植えておくと芽を出します。
輪切りにした茎はミズゴケに挿して育てます。
節から芽が出てきたら培養土に挿して、冬の間は室内で栽培してください。
ミズゴケを乾かさないように注意しましょう。
春になったら庭や鉢にミズゴケを付けたまま植えてください。
<支柱立て>
倒れやすいので、植え付けと同時に太くて長い支柱を立てて、
しっかり結び付けておきましょう。
支柱を立てる際は、球根を傷つけないようにしてください。
<摘心・切り戻し>
適期は6月~8月になります。
皇帝ダリアの新芽が伸び始めた頃に摘心を行います。
切り戻しは何回か行うと、草丈が低い状態で花を咲かせることができます。
8月を過ぎてからの切り戻しは、花芽がつきにくくなりますので気をつけてください。
<病害虫>
病気・・特に心配ありません。
害虫・・ヨトウムシなど
6月~10月に発生し新芽や葉を食い荒らします。
見つけ次第、薬剤を散布して駆除しましょう。
迫力満点の美しい花、皇帝ダリアを是非、育ててみてくださいね。
<皇帝ダリアの花言葉>
乙女の純潔
乙女の真心
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